3本ローラーのスマートトレーナー化(その13)

  実装用のEPS32(LOLIN D32 アマゾンで990円)が届いたので、動作確認後、配線してケーズに収めた。ピンが付いていないので配線は簡単だ。この機種はアマゾンの感想にUSBを認識しないとあったが、スケッチをアップロードする際に何度かエラーが出たのが、それだろうと思う。それ以外は満足。前のEPS32と違ってVin(外部電圧入力)という端子が無かった。USB経由で立ち上げると「USB」という端子から5V出ていた(「BAT」という端子からは5V弱)。Vinの代わりにUSBという端子に外部電圧を加えたところ動作したので、これで正解だった。

 参考までに裏側から見た端子配置を挙げておく(表側からはピン配置の印刷が見えない。)。

EPS32 LOLIN D32 裏側                    
                                 
3V RESET VP VN 34 32 33 25 26 27 14 12 13 EN USB BAT  
        A A A DAC1 DAC2                
                                USB側
  MOS1 SCL     SBA MISO SCK                  
GND 23 22 TX0 RXC 21 19 18 5 17 16 4 0 2 15 GND  

 

 ネジ穴の位置が前のEPS32と違うので、収めたといってもねじ止めしていない。おまけにネジも2.5ミリ径のようで合わせるネジもない。ぶらぶらの状態でケースに入っている。
 しかしながら、ちゃんと動作することを確認。来週はスマートトレーナー部分を3本ローラーに固定して実際に走ってみよう。
 動画はアシスト側(トレーニングレベル:ー9)、電磁石を近づけると回転が早く、遠ざけると遅くなる。全力回転は結構速いがトルクはそれほど強くない。

 多分、未だ実用にはならないと思う。トルクを強くするためには、

①ローターに貼り付けたネオジム磁石を増やす(4本⇒8本 コスト900円)。今はネオジム磁石の中間地点でトルクがゼロになる死点があるが、それが解消されるのでトルクが倍増する可能性。

②手作り電磁石をもう一個追加。エナメル線購入費が二千数百円。これもトルクが倍増。

③電圧を上げる(例えば、12V⇒24V)。現行(12V)で手作り電磁石はほんのり暖かくなる程度であるので、まだ、電圧を上げる余地がある。電圧倍増でトルクも倍増。ただし、現行のモータードライバー(公称20W)ではギリギリなのでモータードライバーを購入する必要がある(アマゾンで500円くらいであるのだが、本当か?あと24Vの電源アダプターが必要。これは家にあったかもしれない・・・)。

 

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 あと、ホール素子も使ってみよう。ホール素子がうまく行くならオペアンプは必要なくなるので、ケースの中身は更にスカスカになる。

 結構、小遣いが無くなっていく。実用にもならないかもしれない。作っても使わないかもしれない・・・が、自分が面白ければ良いのだ。