中華シングルスピードバイクとクランクとか

 スピンバイクの乗り味が気に入って、固定ギアの自転車に乗ってみたいと思っていた。ヤフオクで競輪認定フレームの出品を眺める日々が続いたのだが、自ら顧みるに、トラックで走ることはなさそう(これまで一回もバンクで走ったことはない)。3本ローラー専門にすることも考えたのだけれど、やっぱり実走しないとつまらない。

 公道を走るなら、当然ながらブレーキをつけなきゃならんわけだが、競輪認定フレームにブレーキをつけるとなると、穴を開けたり、専用金具をつけたりと美しくなさそう。特に、後ブレーキのアウターケーブルをトップチューブにケーブルタイを使って留めるのは、なんかなぁ、という感じ。

 フジのトラックバイクとか、チネリのとか、ジオスのとか、格安無名メーカーのとか、公道走行可能な各種シングルスピードバイクを漁ってみたが、帯に短し襷に長し。見ているうちに、価格感覚がマヒしてしまって、自分で組もう、となったわけ。

 購入したのは、例によってアリエクスプレスから。送料込み、色をぬってもらうオプションをつけて、ヘッドパーツをつけて、36694円。

 

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 ブレーキケーブル内蔵ですっきりしているところが好み。BBがシマノ規格のBB86なので、ピスト用ではなくロード用のパーツ(薄歯というやつですね)で組むことにした。

 クランクは、左クランクをパワーメーター付に換えた際、6800が余っている。右クランクだけ買えば良いやと思って、ヤフオクで出ていたTiagra4700を落とした。ほかにもBBやハンドルやブレーキなど種々のパーツを買い集めたのだけれど、フレームだけが来ない。今年になってすぐに注文したのだが、間に春節と新型コロナが発生。注文後1か月して、まだか、と聞いたら、新型コロナで休みが伸びた、と回答。 やっと一昨日送る準備をしているとの連絡。待ち遠しいことである。

 で、クランクの話。そんなわけで手元にTiagraの4アームクランクがあったため、スピンバイクで使ってみようか、と考えたところ。このクランクをスピンバイクに使うとなると、もう1つクランクが必要になる。アリを覗いてみると、なんと約2000円で105 R7000の右側クランクが売っている。送料入れても2582円。これは安い。

 早速購入したけど、やっぱり未だ来ない。左クランクも探してみたが手ごろな値段ではないようだ。右クランクのほうが複雑な形なので、左はもっと安くても良いようなものだが・・

 というわけで、ホローテックで使えそうな左クランクで格安のものを購入。マウンテンバイク用のようだったが送料無料で12.03ドル。これが昨日届いた。

  持ってみると重い。中空状態ではなくムクのアルミ製で裏側を肉抜きした構造(Tiagraと同じ)。Qファクターは6800と比較して、左クランクだけで1センチ弱大きいようだ(フィキシングボルトも外れ止め金具も付属していない)。ペダル穴のねじ切りは少しバリがあって、手で触ると痛い。グリスをぬって何回かなじませるとマシになった。購入前にQファクターはペダルのクリート補正でなんとかなるかと思ったのだが、ちょっと残念。ヤフオクかメルカリでロード用の左クランクを探すのが正解だったか。

 Tiagraの右クランクとこいつはスピンバイク用にして、105と6800をシングルスピードバイクで使うことにする。

 あと、せっかくだからとホイールも中華カーボン(38㎜セミディープ。32342円)にしてみたが、結構な高級車になりそうである。